看護師という仕事

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看護師という仕事

たとえば病院に入院した時に、入院期間中に一番お世話になるのと言えば、どうなんだろう。確かに毎日通ってくれる家族にも頭の下がる思いになるのだろうし、お医者さんもまあ、たしかにそうなのだけど、「一番入院中に接している」といえば、看護師さんだと思うのだ。

私が古い人間なのかもしれないが、いまだに正直「看護師」という言葉に慣れていない。 というのも、私の記憶としては男性の看護師さんは「看護士」、女性の看護師さんは「看護婦」と呼ばれている頃から止まっているからだ。 よく考えると、その理由もごくごく単純で、小さい頃は定期検診などでお世話になる事はあっても、会社に入って健康診断でよっぽどの数値が出ない限りは病院に行かないようになると、あまりお会いする事はなくなるからだ。 たしかに、「たまに」病院に行かないといけない時は、お医者さんと共にとか窓口で会っているとは言っても、外来診察の場合は、なぜだろうか、小さい時ほど思い入れはない。 …まあ、異性の看護師さんがものすごく自分の好みのツボであれば話は別なのだけど。 ただ、入院となれば話は別で、期間中に一番顔を合わせるのは、看護師さんという事になる。もちろん、泊まり込みでいてくれている身内がいなければの話なのだけど。

実際、24時間同じ人という訳でもないけども、夜だろうと、夜中だろうと、早朝であろうと、なにかあった時はすぐに駆けつけてくる。医師よりも先に。 もちろん、待機しているお医者さんもいるというのも承知しているのだけども、やはり一番接するのは、看護師さんだ。 言葉としては「看護師」と男女の境目がなくなっているとはいえ、まだまだ女性の看護師さんが多く、ある一定以上の年齢の人を中心に看護婦さんと未だに呼ばれている。 入院中の生活のほとんどに関わっているだけに、入院している患者にとってはまさに、「白衣の天使」だ。 そんな患者からの信頼を得るべき立場だからこそ、生半可な気持ちではできないんだろうなと思うのだ。

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